おかきのひとりごと

ねえちょっと聞いてよ٩( ᐛ )وなことを書くブログです。

驚いちゃった話

 

 

以前書いた”たまに思い出す人”のアクセス数がすごいことになってて驚いちゃったー。

 

どうもおかきです。今日もお疲れ様です。

 

あの記事を書いてからツイッターとインスタのDMなどにも様々な人から感想をいただき、「あ、私が書いたブログって人に読まれてるんだ。」と謎の実感をしました(責任感皆無)

 

 

なぜ勢いで書いちゃったかというと、彼が亡くなったのが冬だったからです。

 

金木犀の匂いと少しの肌寒さと寂しげな秋の夕日が、今でも彼の死を昨日のことの様に思い出させてきて、記事書いちゃったーすいませんでした。てへぺろ(古い)

 

でも書いてみて整理がきちんとついた気がしました。

 

こんな重い話きっと友達は誰も飲み会で聞きたくないし、親は心配するし、、、なーんてそれっぽい理由をつけて見ないふりをして逃げ続けて気が付いたら月日は経ち。

 

 

しかし、”人は悲しいぐらい忘れてゆく生きもの”とあの天下のミスチル桜井さんも歌っているように、どんどん忘れていくんですよね。

 

 

声も笑顔もどうやって話したのかも、どんな癖があったのかも忘れたいわけではないのに自然と忘れてしまうのです。

 

 

あんなに彼の声と笑顔が好きだったのに、自分を構築してくれた人なのに、誰より尊敬していたのに、失って悲しかったのに、どうしようもなく後悔したのに、その事実を、その時の気持ちを時間とともに忘れてしまいたくないなと思いました。

 

 

でもこの先の人生を上手くやっていく為には、この思い出をある程度忘れることも必要だとも自覚しています。

 

 

なのでここに書き残して、思い出したくなったら読もうかなーという軽い気持ちで書いたのですが沢山反応があって驚き、それと同時に嬉しかったです。

 

 

長い間見ないように考えないようにしていた思い出を世の中に出して、人に読んでいただいて彼は存在していたんだなぁと当たり前のことを思い出し、勝手ながら報われたような気持ちになりました。

 

もう平成も終わるしね。

 

 

新たな気持ちで涼しい時期をもっと楽しんで過ごすことができたらなと思います。

 

 

日々仕事や人間関係で疲労困憊している私を見て

 

 

「どうだ、大人って辛いだろー?」

 

 

と恐らく彼は笑って茶化していることでしょう。

 

 

確かに大人は想像以上にしんどいことも沢山あるけれど、私は私なりに生きて色んな景色を見て様々な人と関わって、いつか輝くだれかを見つけ、

 

 

「は?余裕でしたけど??」

 

 

とあちらで再会した時に強がって言ってやろうと思っています。

 

 

 

人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない。(ピーター・S・ビーグル)

 

 

この悲しい気持ちと暖かい思い出を、ここに置いてゆきます。

 

 

どうか彼が今、暗闇から抜けて安らかでありますように。