おかきのひとりごと

ねえちょっと聞いてよ٩( ᐛ )وなことを書くブログです。

ハロウィン

 

 

今週のお題「ハロウィン」

 

 

だそうです。()

 

 

私がハロウィンを知ったのは小学生時代に通っていた英会話教室でした。

 

講師がアメリカ人のイケメンでした(重要)

 

ハロウィンの日は仮装をして英会話教室に行くんですけど、講師のイケメンが毎年誰よりも本気の仮装をしていて本場の仮装を学びました。顔ばっかり見てたので英語はあまり覚えていません。

 

そしてそのイケメン講師はハロウィンの他にもクリスマスやイースターなど大型イベントの度に毎年、ス●ラおばさんもビックリするだろってレベルの巨大クッキーを手作りで焼いていました(今考えても本当アメリカ)

 

こんなに楽し気に振り返っているけれど、当時の私は英会話教室が大嫌いでした。

 

自分の想いを相手に英語で言葉にして伝えることができなかったからです。

 

お友達に想いを伝えよう!という授業で、”SOS!”ってずっと言い続けてたからね。英会話教室でモールス信号出すなよって。相手も困惑しただろうに。

 

少しは単語を覚えようとする努力をしろよと当時の自分に言いたいです。

 

教室に行かなければならない水曜日の夕方だけが爆発して消滅すればいいのにと思っていました。

 

だからイベントの度に焼かれるそのアメリカの香りのするクッキーの味も何かトラウマな感じになっていて、大人になる最近まで記憶の片隅に葬り去っていたのです。

 

 

しかしです。最近お気に入りのカフェでたまたま当時の講師が焼いていたクッキーの味にかなり近いクッキーに再会したんですよ。

 

 

もっさもさして口の水分全部持って行かれてチョコチップ山盛りでアメリカの粉なのかな、スパイスなのかな、とにかく独特の香りのするそのクッキーに出会ったんです。あ、ディスってないです。褒めてるの(褒めてないだろ)

 

 

記憶がぶあああああっと蘇り、あ、もうすぐハロウィンだなと思いました。

 

何を言いたいのかというと、人の五感って本当に記憶が刻まれてるんだなと。

 

忘れてたはずの英会話教室での日々の記憶がクッキー1枚で蘇るんですよ!?そしてそのクッキーを口にするだけで大型イベントがあると感じる。

 

知らないうちに潜在意識に植えつけられているんですよ!!!

 

魔法かよって。(エモい)

 

もう黒いゴミ袋をかぶった簡易的な仮装もしないし、海外の人に英語で道を聞かれてもルー大柴みたいに日本語交じりで答えてしまうし、イケメン講師の英会話教室で学んだことは私の努力不足により日常生活に全く生かせてはいないのだけれど、でも確かにあの泣きながら通った英会話教室に何かしらの意味はあったのだと20年近く経って気がつきました。(笑)

 

 

もう一度英語習ってみようかなぁ。

 

 

トリックオアトリート。

 

イケメン講師の発音が良すぎて聞き取れなくて、私の時だけ教室のドアが開かなかったのも今は良い思い出です。

 

街を仮装して歩く子供たちを見ながらそんなハロウィンの思い出を懐かしむ私なのでした。

 

 

\Happy Halloween